第４８回　全国高校野球選手権大会　準々決勝

第４８回　全国高校野球選手権大会　準々決勝

[昭和41年]　1966年8月21日　阪神甲子園球場

TEAM	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R
横浜一商	０	０	０	０	０	０	０	０	２	２
松山商	０	１	０	０	０	３	０	０	X	４

◇本塁打　西本

◇三塁打　岡田

◇二塁打　米長

◇失策　一商２　松山３

【短評】一商は古豪松山に終盤ねばりを発揮して食さがったが、好投手西本の力投に準決勝進出の夢を断たれた。勝負を決めたのは６回松山の攻撃だった。２回西本に右翼ホーマーされた以外必死に追加点ををはばんでき一商だったが、この回３番幸田が四球で出塁、２死後坂本が中前安打して１、２塁の好機。続く平岡の一打は遊撃へ平凡なゴロとなった。ここも守り切ったと思われた瞬間腰高の工藤の股間を球は抜けて中堅へ勝運を分ける一打となり幸田は３塁を回ってホームを駆け抜けた。気落ちした佐々木。つづく岡本は初球を打って左中間に３塁打して勝者一掃勝負を決めた。最終回一商は闘志をみせ追い上げた一死後和田が１塁失で生き、工藤の３塁ゴロを野手が１塁に悪投１、３塁とし、有賀の遊撃ゴロで和田がかえり一矢をむくい、５番米長は右翼線を破る２塁打して有賀を迎え入れた。しかし気を取りなおした西本に後続を断たれ敗れ去った。

【横浜一商】
　　　　　　打安点
④　内　藤　４００
⑤　和　田　４１０
⑥　工　藤　４１０
③　有　賀　４０１
②　米　長　４２１
⑧　井　上　４００
⑦　正　木　３００
⑨　波　多　３１０
①　佐々木　２００
------------------
振球犠盗　　32５２
８０１０

【松山商】
　　　　　　打安点
⑥　水　中　３００
⑤　　森　　３００
⑦　幸　田　３１０
①　西　本　３１１
④　坂　本　３２０
⑧　平　岡　３１０
③　岡　田　４１２
⑨　新　里　３００
②　沢　田　３００
------------------
振球犠盗　　28６３
４５１１

HOME｜ RETURN